インタビュー

File No8.インタビュー連載 応援ボランティア・あゆみ太鼓

2023.04.14


インタビュー連載 One Sky.~同じ光、風、思い。

かすみがうらマラソンには大会の成功を裏から支えるボランティアがたくさんいることを知っていますか?コース沿道の応援やエイド、障がい者ランナーの目となる伴走者、ゴール後にコンディショニングをするなど、ボランティアはいつもランナーを笑顔で迎えています。本連載はインタビュー形式で、かすみがうらマラソンを支える人達の思いを探っていきます。


連載8回目は、「応援ボランティア」として支えるかすみがうら市の「あゆみ太鼓」。フルマラソンコースの20キロ地点で和太鼓を響かせてランナーを応援しています。「太鼓をたたいてお待ちしています」と笑顔のメンバー。あゆみ太鼓代表の小澤朋徳さんと指導者の鈴木貞行さんに、始めたきっかけやランナーとのエピソードを聞いた。

応援ボランティア・あゆみ太鼓


あゆみ太鼓はどういった団体ですか。

1998年に当時の霞ヶ浦町公民館(あじさい館)主催の和太鼓講座参加者が「あゆみ太鼓」を結成しました。かすみがうら市民を中心としたメンバー18人が所属し、市内外のイベントや高齢者施設、保育園などで演奏しています。現在は、かすみがうらウエルネスプラザで週に1回程度、指導者の鈴木貞行さんのもとで練習に励んでいます(小澤さん)。

―歴史がある団体ですね。かすみがうらマラソンではいつから、どのように応援していますか。

2001年からフルマラソンコース20キロ地点の歩崎公園で応援しています。“楽しむ”ことをモットーに笑顔で元気に、お揃いの法被姿で、太鼓、笛、鐘、チャッパ、銅鑼(どら)、桶胴太鼓を使って、「太鼓ばやし」「銚子早打ち」「三宅」を演奏しています(鈴木さん)。


―楽器の数が多いですね、力強い音が遠くまで響きそうです。1日のスケジュールを教えてください。

午前8時ごろ20キロ地点に集合し、打合せとリハーサルを行います。最初のランナーが来るのは想定できるので、すぐに演奏できる状態で待っています。ほぼ全てのランナーが走り終えるまで2時間程度演奏を続けます。午後1時すぎに片づけをして解散となります。

―演奏する姿を楽しむランナーも多そうですね。

20キロ地点の歩崎公園は給水所とトイレが設置されているので、多くのランナーが立ち止まります。そのため、写真を撮ったり、少し聞いてくれたりするランナーもいますね。「中間地点で、きついと思うけれど、がんばれよー!」という思いです。休憩中のメンバーはハイタッチでの応援もしています(小澤さん)。

―小澤さんと鈴木さんからランナーに向けてエールをお願いします。

「20キロ地点で、笑顔で待っています」(小澤さん)。「一歩一歩進めば完走できるので頑張ってください」(鈴木さん)。

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File No7 ガイドヘルパー ・日立建機株式会社

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