ランナー

アンコールワット国際ハーフマラソン派遣ランナーの感想~絶対に伝えたいこの想い~

2024.02.08

昨年12月3日にカンボジア随一の国際スポーツ大会であるアンコールワット 国際ハーフマラソン大会(AWHM)が開催されました。(事務局スタッフによる、感動のリポートはこちら)
かすみがうらマラソン2023大会では10マイル330位の男女2名がアンコールワット国際ハーフマラソンに派遣されました。

今回派遣されたランナーのお2人は、なんとかすみがうらマラソン初参加!
アンコールワット国際ハーフマラソンに派遣されたHさん(女性)、森田さん(男性)に感想をお聞きしました!


ーかすみがうらマラソンにエントリーした理由

Hさん
友人から、10マイルは珍しい種目で初心者にも走りやすい距離ではないかと誘われてエントリーしました。
森田さん
ランニングはしているが、長い距離を走ったことがなく、10マイルは距離的にちょうど良いと思ってエントリーしました。


ーアンコールワット国際ハーフマラソンの感想

Hさん
今回アンコールワット国際ハーフマラソンツアー招待のご連絡をいただいて私が行って良いものか最初は悩みましたが、思い切ってエントリーさせていただきました。
ツアー自体は、マラソンだけではなくそれ以外にもハート・オブ・ゴールドが運営するニューチャイルドケアセンター訪問や前夜祭など、全ての体験を含めて本当に刺激的でした。
日本で過ごす日々の日常を考えさせられる毎日でした。

アンコールワット国際ハーフマラソンは初参加でしたが、ツアー参加者に経験者の方がいらっしゃり事前に情報をお聞きすることができました。
コロナ中に道路の整備やトイレの改修が行われたそうで、コースもトイレもとても綺麗でした。
マラソンを走ったというよりは、皆さんと一緒に世界遺産を楽しく見学したという感じで、本当に心から楽しませていただきました。
また、アテンドしてくださった方々も、こちらが何の不安も感じない万全のサポートをしてくださり感謝しています。
日常では絶対にできない非常に濃い経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

森田さん
4月16日のかすみがうらマラソン終了後に、かすみがうらマラソンの事務局の方から、12月に開催されるアンコールワット国際ハーフマラソンに招待選手として参加できないかと打診のお電話があり、最初は話がうますぎるので詐欺かと思いました(笑)。土浦市ドメインのメールが送られてくるまで半信半疑でした。

※かすみがうらマラソンの第33回大会は会長特別賞で330位の男女各1名をアンコールワット国際ハーフマラソンに招待。

実はツアーには単独で参加するということもあり、不安と期待が半々くらいでした。でも、いざツアーに参加してみると参加者の皆様が大変良い方ばかりで、その不安はすぐになくなりました。

私は2年前からマラソンを始めて、マラソン大会にはまだ2回しか出たことがなかったので、私なんかが招待選手として走っても良いのだろうかと思っていました。でも、私と同じく330位で招待された女性の方やツアーに同行した参加者の方々とお話するうちに、それほど気負わなくても良いことがわかり安心しました。

私はカンボジアを訪れるのが初めて(海外に行くのも今回が2回目)で、現地の文化や状況をあまり知らないまま参加しました。出国前はマラソンに参加して終わりだと思っていましたが、ツアーの中で随所にカンボジアのことを学ぶ機会があり、特に有森裕子さんが代表理事を務める認定NPO法人「HEARTS of GOLD」の活動に参加したことがすごく印象に残っています。私が日本で小さい頃から教えられて当たり前だと思っていたこと(例えば、食後に歯磨きをする、体育の授業で跳び箱を飛ぶ、マラソンは移動手段を使わずに最後まで走るなど)が、カンボジアでは、まず何のためにやるのかというところから理解してもらう必要があり、理解してもらうためには、かなりの努力とコミュニケーションが必要であることがわかりました。有森裕子さんやボランティアの歯科の先生方がカンボジアの子供たちのために検診をしている姿を見て胸を打たれました(うまく言えないのですが、誰かに何かを分け与えられる、そんな姿に私は感銘を受けました)。

このツアーを通して、ただ招待選手として走るだけでなく、カンボジアのことを学ぶことができて本当に良かったと思っています。日本に戻った今でもたった数日のカンボジアでの出来事が脳裏から離れません(トゥクトゥク、パブストリートの解放感、トレンサップ湖、オールドマーケットでの値切り交渉、ジャックフルーツの匂い、みんなで食べたイタリアン、気づいたらいるトカゲたち、シェムリアップの夜景、前夜祭での会長との握手、大会当日のスタート前の会場の高揚感などなど、、、)。

また、今回のツアーに参加したことで、私の中でマラソンをすることの意味(マラソンに求めるもの)が少し変わりました。今までは「楽しむ」というよりも、良い順位やタイムを出すために一生懸命トレーニングして参加するものがマラソンだと思っていました(私の中で、そのウエイトが大きかったので、出国前は一生懸命トレーニングしていました)。でも、ツアーの参加者の方々とお話していく中で、純粋にマラソンという競技を楽しんでいることがよくわかり、順位やタイムだけが全てではないと思えました。私も気が付いたら大会当日は、楽しんで走ることしか考えなくなっていました(笑)。

大会当日は、5時半スタートなので3時代に起床し、4時過ぎにはホテルを出発しました。寝不足だったはずなのですが、なぜか眠くなく不思議でした。会場は各国のランナーが入り乱れ、日の出前にもかかわらず盛り上がりは大変すごいものでした。カウント10の実況で盛り上がりはピークに達し、いざスタート。最初は暗くて何も見えませんでしたが、日の出とともに徐々に周りが見え始め、アンコールワットの遺跡群が見えた時には、海外に来ているんだということを改めて感じ、興奮しました。ゴールではツアーの参加者の方々や有森裕子さんが出迎えてくれて大変うれしかったです。

沿道で笑顔で応援してくれた子供たちや、楽しそうに走っている各国のランナーたちの姿が印象的で、マラソンという競技を通して世界中の人たちと楽しさを分かち合えたのが、良かったと思いました。ゴール後にメダルを受け取ったとき、なぜだかわからないのですが、涙がでてきました。アンコールワット国際ハーフマラソンは、「また来年も出場したい!」と思えたそんな大会でした。

今回のカンボジアでの体験は一生忘れないと思います。オークン!カンボジア。


2024大会では10マイル女性限定チーム対抗レースで3名の記録を合計し、最も好記録であったチームには、賞品として「アンコールワット国際ハーフマラソン派遣」を贈呈します。
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まだ間に合う!!
レイトエントリーは2月28日(水)23:59まで!!
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