かすみがうらマラソンとは
aboutかすみがうらマラソンでは、走る人も、応援する人も、支える人も“誰もがヒーロー”です。ひとりひとりが大会のヒーローであり、ヒーロー達が手を取り合い一つの大きな輪となる。
2つの市が手を取り合い、地元の人々が手を取り合い、ブラインドランナーと伴走者が手を取り合い、ランナーとボランティアが手を取り合い、一つの大きな輪となる。
それこそが、唯一無二のかすみがうらマラソンの姿。
かすみがうらマラソンは、健常者・障がい者の壁を取り払い、互いに敬意をもって取り組む独自性の高い大会運営を目指しています。大会の新コンセプトである『OneSky.~おなじ光、風、思い。~』には「ゆたかな自然環境のもとで、同じ舞台に立つことを通して、ひとつになっていく参加者全員の気持ち。」を表現しています。
30年の軌跡
平成3年に土浦市制施行50年を記念して始まったかすみがうらマラソンは、令和6年4月21日(日)の開催をもって第34回を迎えることになります。
平成3年第1回大会
第1回かすみがうらマラソンスタートの瞬間。写真の感じやランナーの服装から時代を感じさせる1枚です。
平成10年第8回大会
World Para Athleticsの公認を受けた国際ブラインドマラソン大会なので、海外からの参加者もたくさんいました。
平成10年第8回大会
小さい子供も給水のボランティアに参加。こういった応援はランナーは特に嬉しく感じるようです。
平成12年第10回大会
毎年大会主会場では盲導犬体験コーナーを設置。ランナーの皆様からの参加料の一部は、盲導犬育成助成金として役立たせていただいています。
平成13年第11回大会
現在のスタート位置に変更となったのは20回大会から。
それまでは川口運動公園の外周道路がスタート位置でした。
※「この写真は毎日新聞社の提供です」
平成16年第14回大会
ブラインドランナーとゴールする有森裕子さん。かすみがうらマラソンでは有名ランナーが伴走をして直接ランナーを支えています。
平成19年第17回大会
こちらは主会場でエイドに従事する女性団体の方々。コース上の給水エイドもそうですが、女性の方々の明るさ・はつらつさに力をもらったランナーは数多くいることでしょう。
平成20年第18回大会
ランナーにとっていちばん辛いゴール付近に、一際目立つちんどん屋さん。にぎやかな応援は疲れきったランナーを励ましてくれます。
平成20年第18回大会
走るときには呼吸を合わせ、走り終える頃には心を通い合わせたブラインドランナーと伴走者。ブラインドマラソンにはドラマがいっぱいです。
平成21第19回大会
毎年主会場で元気な声でボランティアに当たってくれるボーイスカウトの皆さん。
平成22年第20回大会
毎年大活躍のAED自転車隊! AEDを背に縦横無尽にコースを駆け巡りランナーをサポートしていただいてます。
平成26年第24回大会
折り返しを過ぎたかすみがうら市歩崎公園前でランナーを応援するあゆみ太鼓の皆さん。 毎年応援くださっていて、ランナーにとっても、大会事務局にとっても非常にありがたいです。
平成27年第25回大会
ランナーを応援するミス日本とメインスポンサーである日立建機のボランティアの皆さん。 重機をイメージした被り物も、今では「かすみがうらマラソン」きっての名物になりました。
平成29年第27回大会
トップ争いに激しく鎬を削る招待選手たち。序盤から繰り広げられるデッドヒートレースは、見ていて体に力が入ってしまいます。
平成30年第28回大会
かすみがうら市歴史博物館付近でランナーを応援するガウラーC。その正体は・・・ヒミツです。
平成30年第28回大会
演奏でランナーを応援する霞ヶ浦中学校吹奏楽部の皆さん。
平成30年第28回大会
第28回からは土浦警察署の協力を得て、走りながら警備に当たる「ランニングポリス」を派遣していただいています。
※「この写真は毎日新聞社の提供です」
平成31年第29回大会
女優・ヨガインストラクターの松本莉緒さんが、工藤星奈さんのブラインドランナー伴走に初挑戦。大会までの合同練習では、ヨガの呼吸法を取り入れ息もピッタリ!星奈さんの目標を叶えるべく松本さんはしっかりリード。見事優勝を勝ち取りました。
※「この写真は毎日新聞社の提供です」
令和4年第32回大会
30回大会、31回大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった為、3年ぶりの開催となりましたが大きな事故もなく無事に終了いたしました
※「この写真は毎日新聞社の提供です」
令和5年第33回大会
エントリー数は14,056人、春の日差しの中で健脚を競いました。フルマラソン男女共に優勝したのは、かすみがうらマラソン初参加の2人。女子フルマラソンは、松村幸栄選手が、2時間39分17秒の大会新記録を叩き出しました。