1995年の第5回かすみがうらマラソン大会で全国盲人マラソン大会を併催し、翌年の第6回かすみがうらマラソン大会より世界盲人マラソン大会(後の国際盲人マラソンかすみがうら大会)が併催。2010年には世界で初めて国際パラリンピック委員会(IPC)公認コースとなり、世界に通用する大会として大きな前進を遂げ、条件を満たした選手の記録はパラリンピックや世界選手権大会等に出場するための公認記録として認定されます。
日本盲人マラソン協会と国際盲人マラソンかすみがうら大会の歩み
1984年7月 | 日本盲人マラソン協会15名により設立 |
1995年1月16日 | 全国盲人マラソン大会をかすみがうらマラソンと併催 |
1996年4月21日 |
第2回世界盲人マラソンかすみがうら大会 |
1999年 |
日本盲人マラソン協会が特定非営利活動法人 |
2010年 | 世界で最初のIPC公認コースとなる |
2014年8月25日 |
日本盲人マラソン協会が「認定特定非営利活動法人」 |
2015年4月19日 | 第20回大会を迎える |
国際パラリンピック委員会(IPC)について
1989年9月に障がい者スポーツの国際的な統括組織として設立され、定期的にパラリンピック大会を開催。160を超える国のパラリンピック委員会が加盟。
2009年1月1日よりIPC選手登録制度を開始。IPC主催の大会に出場するための資格で、国際大会(パラリンピック、世界選手権等)への参加には登録が必要になる。
「かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会」は、国際パラリンピック委員会公認大会。
日本盲人マラソン協会
JBMA神宮外苑ロードレースをはじめ、伴奏者養成研修会などの各種の行事の主催・後援し、視覚障害者スポーツの発展に貢献。
盲人マラソンでは弱視者で単独で走る事のできるランナーの場合を除き、一般には伴走者(ガイドランナー)が必要で、伴走者の技量は視覚障害者ランナーが走る時の安全性・快適性・記録などに大きな影響を与える事になります。
JBMAでは一人でも多くの伴走者を養成して、安全・快適に走れる環境を整える事に全力を注ぎ東京の代々木公園や大阪の長居にて定期的に「伴走者養成研修会」「伴走指導者育成研修会」を開催しています。