国際盲人マラソンかすみがうら大会・車いすレースは、JKAの競輪・オートレースの補助を受けて開催します。
第26回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンはRUN as ONE - Tokyo Marathon 2017(準エリート)の提携大会です。
大会コンセプト
かすみがうらマラソンでは、走る人も、応援する人も、支える人も
“誰もがヒーロー”です。
ひとりひとりが大会のヒーローであり、
ヒーロー達が手を取り合い一つの大きな輪となる。
2つの市が手を取り合い、地元の人々が手を取り合い、
盲人ランナーと伴走者が手を取り合い、ランナーとボランティアが手を取り合い、
一つの大きな輪となる。
それこそが、唯一無二のかすみがうらマラソンの姿。
かすみがうらマラソンは、健常者・障がい者の壁を取り払い、
互いに敬意をもって取り組む独自性の高い大会運営を目指しています。
大会の新コンセプトである 『One Sky.~おなじ光、風、思い。~』 には
「ゆたかな自然環境のもとで、同じ舞台に立つことを通して、
ひとつになっていく参加者全員の気持ち。」
を表現しています。
福祉についての取り組み
盲導犬の育成助成
盲導犬は障がい者の自立と社会参加に大きなウェイトを占めています。
2002年施行の視覚障害者補助犬法で交通機関やスーパーマーケット、病院、飲食店など、どんな場所にも補助犬同伴が可能になりました。しかし現在でも同伴を拒否されるケースがあり社会的認知が求められています。
本大会は補助犬に対する正しい知識と理解を深めていただくために、大会当日に盲導犬体験コーナーを設けています。
また盲導犬育成にかかる膨大な費用の一助として、参加料の一部を寄付しております。
「尊厳と自信を持ち 自由に出歩ける生活を」
アイメイト(盲導犬)の育成訓練と歩行指導を通して視覚障害者の自立を支援することを目的としています。
視覚障がい者が安全に歩行できるように、盲導犬とユーザーが社会の中で不自由なく生活できることを目的としています。
茨城県に本部と訓練施設を置く盲導犬協会です。視覚障がい者が単独で安全に歩行できれば、更なる社会参加の拡大と生活の自立に繋がるとの思いから、盲導犬を育てています。
盲導犬の育成と視覚障がいリハビリテーション事業を通して、視覚障がい者の社会参加を促進し、視覚障がい者福祉の増進に寄与することを目的としています。
認定NPO法人 ハート・オブ・ゴールドへの支援
1996年から開催されているアンコールワット国際ハーフマラソンによる義足・義手支援をきっかけに、主にカンボジア人材育成活動を継続されています。また、親を亡くしたり、貧困家庭の子どもたちに対する義務教育や職業訓練を行い、彼らの人権を守り、責任ある社会の一員として自立させることを目的としたNCCC(ニューチャイルドケアセンター)の運営や日本語教室を実施されています。教育省と共にカンボジアで体育の授業ができるよう支援活動も継続されています。
かすみがうらマラソンの参加費からは毎年100万円を寄付させて頂いております。
アンコールワット国際ハーフマラソンの支援などスポーツを通じて、国境・人種・ハンデキャップを越えた「希望と勇気」の共有の実現を理念としています。代表理事はオリンピックメダリストの有森裕子氏。
世界遺産であるアンコールワット遺跡内を駆け巡るカンボジア唯一の国際大会。参加費はチャリティ基金として障がい者スポーツ振興や子どもの教育支援等のために使われる世界に向けて「平和・共生」のメッセージを発信し続ける大会。
環境への取り組み
水質浄化啓発広告塔の設置
地元環境の良化に向けた啓蒙の一助として広告塔を設置しています。
ランロードクリーン作戦
安全に気持ちよく走っていただけるよう、大会に向けてコースの清掃が地元ボランティアの方々により行われています。
カーボン・オフセットへの取り組み(CO2対策)
かすみがうらマラソンは以下の6つの分野でCO2の削減に努めています。それでもゼロにはできなかったCO2を対象にカーボン・オフセット*を実施します。
*日立建機㈱は、かすみがうらマラソンのカーボンオフセット活動を支援しています。
日立建機のカーボン・オフセット活動リンク
① 伴走車、運営車、シャトルバス
電気自動車やハイブリッド車の導入、アイドリングストップの実施、効率的な移動経路の検討をしています。
② 応援観光船
大人数の移動に対応し移動回数の削減をしています。
③ ペットボトルリサイクル
分別ゴミの推進をし、運搬処理を3R推進業者へ委託しています。
④ 大会会場、展示ブース
使用電気の無駄を排除し、省エネモードへの切り替えを実施しています。
⑤ 印刷物のペーパーレス化
WEBサイトの活用で参加者名簿をペーパーレス化しました。
⑥ 参加者の交通手段
電車・バスの推奨。